生きているからluckyだ

宇宙に比べたらささいなことだよ。

世良ゆきのというアイドルとの思い出part1

遠くない将来にドルオタはやめるだろうからそのときのために色々書き残しておこう

 

今は世良ゆきのというアイドルにどっぷりハマってる。理々杏はもちろん推しメンだけどコロナ禍で露出がなさすぎて距離は開くばかり。それに乃木坂というグループそのものに興味を持てなくなってしまった。この辺に関しては長くなるので割愛。一言だけ言うなら過去を切り売りして延命するグループの姿は見たくなかった。

 

 

持論だが、可愛いアイドルと推しメンの違いはなんだろう?色々あるだろうがタイミングだと思っている。そういう意味でゆきのとは非常に運命的なものを一方的に感じている(オタク特有の)。まず出会いは2月の札幌。ちょうど国試が終わった次の日だった。これもオタク友達に誘われてなかったら、もし国試の日程がズレていたら、国試後の予定が少しズレていたら、と今思う。そのくらい偶発的というか別にそんな目当てがいるわけでもなくただ久しぶりのアイドル現場が楽しみってだけだった。そこでその友人が気になっているという世良ゆきのの特典会に並んだわけだ。ライブの印象は別にそんな可愛くないけど派手な子だな、って感じ笑笑。興味そんななかったから事前にTwitterフォローとかもしてなかった。実際会ってめちゃくちゃ話しやすい子だなって感想に。Twitterにチェキとか載せたりエゴサワード呟くとすぐいいね来たのがカルチャーショックだった笑。この時点でも別にそんなハマってなくて1日に何回もあったライブを見て「あ、インナーカラーが凄い綺麗で可愛いな」ってなったくらい。今思えば貴重な曲けっこうやってたしもったいないことした笑

 

次に現場に行ったのが15日くらい連続で小さい箱でライブやってたとき。これも卒業決まったときから車で札幌から関西まで帰る、って決めててその中で乃木坂のバスラ日程と合わせて予定立ててた。これもその日程で東京いなかったら?とか東京での予定全部入ってたら?とか色々ifはあった。この時も推しメンの現場ないしチケ代安いし行くかーくらい。ゆきののコミュ力というか最近の推しメンが話しやすいタイプばかりじゃなかったから新鮮で楽しかったってのは大いにあった。実際このライブも全然印象にない。曲をあんまり知らなかったとは言え何も覚えてないってことは大したライブじゃなかったんだろうな。連続でライブやってりゃ疲れ溜まってフルパフォはそりゃ無理だよ、と今思う。

 

 

転機となったのは3/4のO-EASTワンマン。これも前後に推しグループのイベントとかマーキー祭とかあったから行ったようなもので単体なら行ってたか怪しかった。そのくらいのモチベだから開演数分前に入って後ろの方で壁に寄りかかって見てたくらい。ただコロナの自粛が地下アイドルにも影響してきた頃でオタク達は鬱憤溜まってただろうしそれがいい形で出てて開演前からはち切れんばかりだった。

ここで1つ懺悔したい。これまで地下アイドル、特にこのフリークという運営は悪名の方を先に聞いてしまっていてどうせハマってもすぐスキャンダルで傷つくだけだ、と思ってたし片手間でアイドルをやっていると思っていた。しかしこのワンマンはそんな偏見を消し去ってくれるくらい良かった。人が何か本気で物事に取り組んでいる姿勢というのは必ず見てる人に伝わるものだ。正直この時点でも曲は全然知らなかった。igniteくらいか?一応予習っぽいのはしたけど興味そんなないから全然覚えられてなかった。そんな状況でも気づいたら体は前のめりになっていたしステージから目が離せなくなってきた。これでもアイドルに限らず数多くのLIVEに行ってきたという自負はあるが間違いなく有数のものだった。この日はコロナの影響もあり特典会は後日、となっていたが当時の自分にとってはよかった笑。お金もそんなにないのに有り金全部チェキに使っていただろうから。

このワンマンを見たことだって様々な偶然の上に成り立っていた。他のイベントがなかったら?そもそも他のアイドル運営みたいにコロナで中止していたら?

 

このワンマンを機に完全にハマった。だが鉄は熱いうちに打て、とあるように次の現場まで間が開いていたら冷めてただろう。ここもまた偶然が重なる。卒業式と残りの引越し準備があったので札幌に何日か戻ることになっていた。その札幌滞在日程とネコプラの大阪名古屋遠征がかち合ってしまったのだ。またコロナの影響で飛行機振替ができたのだが、ちょうど滞在日程は対象外で非常に悔しかったのを覚えている。しかし、卒業式が中止になり、ネコプラ名古屋遠征と被っていたLIVEも中止になる。飛行機振替の対象日程も拡大し変更が可能になった。かくして大阪対バン、大阪ワンマン、名古屋対バン×3と3日で5現場が実現したわけである。この3日間がコロナ禍以前最後のLIVE、ゆきのとの接触機会となったことを考えればこれがなかったら今は全く違うものになっていただろう。

 

コロナ禍でもネコプラは様々なコンテンツを提供した。Only fiveという1枚につき5人限定の簡易宿題チェキみたいなものがその一つだ。これは非常に気に入って躍起になって取りに行っていた。もう一つはオンライントーク。これはなぜかめちゃくちゃ緊張して時間も普段より長いはずなのに全然上手く話せなかったのを覚えている。この2つがわりとコンスタントにあったおかげで気持ちが切れずにいられたと思う。

 

そしてとある日、仕事終わりにTwitter通知が来たと思ったら世良ゆきの名古屋ソロ遠征の報が。間違いなくゆきのが出演することを確認してチケットを確保した。これもまた偶然で日程が前後あるいは前週翌週になっていても無理だったくらいピンポイントの日程だったのだ。この6/20名古屋を皮切りに6/28池袋、7/4秋葉7/5渋谷ワンマンとコロナ期間の鬱憤を晴らすように推しメンとの時間を楽しんでいる。

 

 

各種イベントはTwitterで備忘録の役割は果たしているから良しとして7/5のO-EASTワンマンについて追記したい。復活ワンマン、と銘打たれたこのライブ。その前週あるいは前日での特典会でゆきのからは“楽しみにしててよ”“前のワンマンよりいいライブになる”とビッグマウスでは?と思えるような発言もあって期待はしつつも半信半疑だった(それだけ自分の中で3/4のインパクトは大きかった)。しかし今回は平然と3/4を超えてきた。必死さは伝わるということは前述したがそれに加えて確かな成長を感じた。音を取るため、ということが大きいのだろうがネコプラのライブは音源がわりと大きめに入っていて後から3/4の映像を見返したときにO-EASTの音響にだいぶ補正されていたな、と思ったものだ。なので前回はメンバーの歌唱はまだまだなところが多々あった。歌唱力とかではなく声量の問題。個人的には歌唱力はよっぽどでなければ気にしてなくてそれよりも歌声にいかに感情が乗せられるか、ちゃんと声出てるか、の方に感情が揺さぶられる。それが今回は素晴らしかった。敢えてメンバー名は上げないが前回は一部のメンバーがこれをクリアしていたのに対し今回はほぼ全員がクリアしてたのではないだろうか。メンバーの気迫、表現力の確かな成長を特に感じたのはSprinter→Run→ココロボイスと続いた最後のブロック。もちろん絶対値の評価として満点とは言いがたいが“捻じ伏せる”片鱗が見えるライブパフォーマンスだった。この片鱗を出せるならもっとグループが大きくなるのも決して口先だけの目標ではないと思う。コロナ後最初のライブがこれで本当に良かったと思う。ライブパフォーマンスにはこだわりがある(ように思う)ゆきのも非常に良かった。伸びやかな歌声に表現力がマッチしてとても心地いい時間だった。くしくも3/4ワンマンと同じ髪型で、これは僕の中では偶然ではなく敢えてそうしたと思っている。

このワンマンもおそらく直前まで開催の可否さえ協議されていたのでは、と思う。特典会の様式が前日夜に急遽変更になったし(前日昼の特典会ではゆきのも事前に知っている様子はなかった)開催できてよかった、というゆきのの言葉もあった。本当に綱渡りのような偶然を乗り越えてネコプラというグループ、世良ゆきのというアイドルを堪能することができている。きっかけは偶然で継続はオタク側の努力だと思っているのでそこは意識していきたい。

 

本当はゆきののここがいい!ってのも入れる予定だったんだけど長くなりすぎたから別に書きます。見られるのは恥ずかしいけど見られたい気もするのでエゴサワード入れてTwitterに放流しておきます笑笑。